責任追及のパラドクスと大人の論理四国弾丸ツアー その1

2012年08月09日

最近読んだ本

1カ月ぶりの更新。

いろいろ忙しいので、基本、書名だけで失礼!

F1002086

渡辺真由子著
『ネットいじめの真実』
ミネルヴァ書房 2008年

ネット環境の充実と携帯電話の普及
→常時つながることができる
→繋がらざるを得ないことと表裏一体
→つながらないことが恐怖
→自分の知らない裏のつながりがあるんじゃないかという疑心暗鬼

精神的な距離感は、大人でもなかなか取りにくいもの。
ましてや思春期の子供には難しいのは当然。
携帯によって物理的な距離感がなくなりつつある今、
なんとか、もう少し本格的に、現場でネット世界を扱えないものだろうか。


F1002085

久冨善之・佐藤博編著
『新採教師の死が遺したもの』
高文研 2012年

現在裁判になっている新採教員の自殺事件から
現場の教員がどのような環境に置かれているのかが見えてくる。

F1002083

土井隆義
『キャラ化する/される子どもたち』
岩波ブックレット 2009年

F1002091

直江清隆・越智貢編著
『高校倫理からの哲学1 生きるとは』
岩波書店 2012年

今のところ受け持っていないけれど、倫理教えるのも面白そうだなあと最近思っています。
倫理って、高校くらいだと、なんだか退屈に感じなくもないけど、
大人になると、ちょっと面白いかも。
ちょっとだけ、だけど。

F1002084

小坂井敏晶著
『人が人を裁くということ』
岩波新書 2011年

F1002080

三橋規宏
『日本経済復活、最後のチャンス』
朝日新書 2012年

F1002079

竹信三恵子著
『しあわせに働ける社会へ』
岩波ジュニア新書 2012年

F1002078

松島大輔
『空洞化のウソ』
講談社現代新書 2012年

早い話、日本がアジアに出てゆき、
出てゆきというか、アジアと一体になっていけば
日本企業は生き残れるという、本格的グローバル化論なのですが、
こういった話や、TPP推進の話なんかに出会うといつも思い出すのが
『平成狸合戦ぽんぽこ』というジブリ映画。

つまり
「変化できない並みの狸はどうすりゃいいんだろう」
って
いつも思うんですよねぇ。


F1002082

石川幹人
『生きづらさはどこから来るか』
ちくまプリマ―新書 2012年

F1002081

野中猛
『心の病 回復への道』
岩波新書 2012年

F1002088

伊坂幸太郎
『魔王』
講談社文庫 2008年

F1002090

伊坂幸太郎
『モダンタイムス』上下巻
講談社文庫 2011年

F1002089

伊坂幸太郎
『ゴールデンスランバー』
新潮文庫 2010年



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