最近読んだ本定演2012

2012年11月14日

感情労働

本日読了

F1002204

岸本裕紀子著
『感情労働シンドローム』
PHP新書830 2012年

感情労働とは、
「人を相手にしたシチュエーションで、職務上適切な感情を演出することが求められる仕事」
のことらしい。
肉体労働でもなく、頭脳労働でもなく、
「気持ちの管理・抑制にポイントを置」き、
仕事の中での苦痛、怒り、虚しさ、違和感、不安感といった
「自分の感情をうまくコントロールして、感じよく接し、
相手のプラスの感情を引き出すようにする」のが感情労働だそうだ。

1970年代にアメリカで研究が始まったということで、
キャビンアテンダントの分析からスタートしたとのこと。
接客業一般に、医・看護・介護職、保育・教育、果ては弁護士、一般企業の営業、
さらには職場内での上司と部下、同僚同士といった人間関係までも包括してしまう、
要するに、自分の感情と葛藤するような感情を表に出すことを求められるような労働状態
のことを指すらしい。
ということで、単純に「サービス業」とも同一ではないよう。

そして、そのはざまで、ストレートに自分の感情を出せるわけでもなく、
どういう感情を相手に示せばよいのかに神経を使い、わからず、病んでゆく
そんな状況が非常に多い。

このような広い概念であるため、中身も非常にざっくりしているけれど、
なるほど、と思えることも結構ある。

感情労働、初めて耳にしたけれど、
ちょっと注目しておくことにしよう。

drecom_puni_jp at 22:06│Comments(1)TrackBack(0)mixiチェック 趣味 

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この記事へのコメント

1. Posted by のべ   2012年11月17日 21:57
お久しぶりです。元気?

実は、私が今通ってる大学院の先輩が、感情労働の研究してるんで、思わず書き込んでしまったw
その先輩はサービス業の中でもハードだと思われる、居酒屋でバイトしてたらしくて。
しかも、人当たりも良い優しい人で、プラスの気持ちを引き出してくれる人なんだよね。
だからこそ、感情労働の研究に関心が沸いたのかも。って、自分の話が長くなってごめん!
何が言いたかったかというと、感情労働の研究は、心理学の世界でも注目されてるってことさ!ではでは☆

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